こんにちは。埼玉県富士見市、鶴瀬駅東口徒歩2分の司法書士福田龍之介事務所です。
「親の借金を引き継ぎたくない」「兄弟が勝手に遺品を処分していた」「相続放棄の期限に間に合わないかも」…
相続に関するご相談の中でも、特に判断に迷いやすいのが相続放棄です。
本記事では、法律の基礎から実際のトラブル例、注意点まで、相続放棄について徹底的に解説します。
相続放棄とは?
相続放棄とは、「相続人としての立場そのものを放棄する法的手続き」です。
- 財産も借金もすべて相続しない
- 家庭裁判所に申述して正式に手続きする
- 放棄すると、はじめから相続人でなかったことになります
放棄が必要となる典型的なケース
- 借金が多い相続(事業失敗・カードローン・保証人など)
- 疎遠な親族の相続で突然通知が来た場合
- 兄弟姉妹が先に遺品を処理してしまったケース
- 家族との関係が悪く、関わりたくない場合
相続放棄の期限と起算点
原則として、「被相続人の死亡と、自分が相続人であることを知った日から3か月以内」に手続きが必要です。
しかし例外もあり、例えば次のようなケースでは3か月の起算点がずれることがあります。
- 音信不通の親の死亡を数カ月後に知った
- 遺産に借金があると知らなかった
諦めず、まずご相談ください。
相続放棄と他の方法の比較
種類 | 内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
単純承認 | すべてをそのまま相続 | 手続きが簡単 | 借金も引き継ぐ |
限定承認 | プラスの財産の範囲内でマイナスも相続 | リスクを限定できる | 相続人全員の合意が必要で手続きが複雑 |
相続放棄 | 全ての権利・義務を放棄 | 借金を完全に避けられる | 他の親族にしわ寄せがいくことも |
相続放棄の影響と注意点
相続放棄をすると、次順位の相続人に権利・義務が移ります。
例えば、あなた(子)が放棄すると、兄弟姉妹や祖父母が次の相続人になる可能性があります。
そのため、相続放棄は周囲の親族との情報共有が重要です。
よくあるトラブルと回避法
- 口座からお金を引き出してしまった → 単純承認とみなされる可能性あり
- 自分で手続きして失敗 → 書類不備や期限切れで受理されない
- 家族で自分だけ放棄した → 他の人の負担が増えることも
専門家のサポートを受けることで、これらのリスクを未然に防げます。
司法書士に相談すべき理由
- 戸籍収集や関係図の作成を代行
- 期限内に正確な書類を作成
- 放棄後の相続や不動産の対処まで一貫サポート
富士見市・ふじみ野市・川越市・志木市・三芳町など、
地域密着の司法書士として、状況に応じた最適なアドバイスを提供します。
当事務所のサポート内容・費用
- 戸籍取得の代行
- 裁判所提出書類の作成
- 相続関係説明図の作成
- 不動産や遺品整理に関するアドバイス
- 必要に応じて弁護士・税理士と連携
費用の目安:33,000円~(税込・実費別)
※状況に応じて無料見積りいたします。
まとめ
相続放棄は、感情だけで判断せず、法律的な要件と期限をしっかり把握することが重要です。
迷ったらすぐにご相談ください。初回相談は無料で承っております。
司法書士福田龍之介事務所
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